🌷はじめに
春は、花や食べ物、行事など楽しい話題がたくさんある季節です。今回は、デイサービスや高齢者レクで使える「春の雑学クイズ」を10問ご紹介します。
※ 問題 → 解答 → 正解発表 → 問いかけでコミュニケーションを楽しんで下さい
会話が盛り上がったら、無理に次に進めなくてOK
10問全て終わらせる必要はありません
ぜひ会話を優先して下さい
🌱クイズ(10問)
まずは2択クイズです
勘で答えても正解率は50%!
間違っても大丈夫!考えようとすること、思い出そうとすることが大事なんです
🍓第1問
問題:春が旬の野菜は?
A:キャベツ
B:白菜
正解: A(キャベツ)
🥬キャベツは一年中見かける野菜ですが
春に旬を迎える「春キャベツ」は特に有名です
春キャベツは葉がやわらかくて甘みがあり
🥗サラダなど生で食べてもおいしいのが特徴です
一方、白菜の旬は主に冬で
🍲鍋料理などによく使われる冬野菜として知られています
「春野菜って他に何がありますか?」
春が旬の野菜(代表的なもの)
- 新玉ねぎ🧅(辛みが少なく甘い)
- アスパラガス
- たけのこ
- 菜の花
- ふき
- そら豆
- グリーンピース
- 新じゃがいも🥔 など
🌳第2問
問題:春に花の咲く木は?
A:サルスベリ
B:ハナミズキ
正解: B(ハナミズキ)
ハナミズキは、春を代表する美しい花の咲く木です
桜が散ったバトンを受け継ぐように咲き始めます
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ハナミズキ
サルスベリは、春ではなく、夏から秋にかけて咲く花木です
漢字では「百日紅」と書きます
文字通り「100日間、紅い花が咲く」という意味で、実際には3ヶ月ほど(7月〜9月頃)咲き続けます
「他に春に花を咲かせる木、知ってるのある?」
- フジ:紫のカーテン
- ミツマタ:春を告げる黄色いポンポン
- ヤマブキ:鮮やかな黄金色
- ツツジ:春の終わりの主役 など
🐟第3問
問題:春が旬の魚は?
A:カツオ
B:サバ
正解: A(カツオ)
🐟サバの旬は主に秋から冬で、脂がのっておいしくなるのは寒い時期です
🐟カツオは春から初夏にかけて旬を迎え、この時期のカツオは「初ガツオ」と呼ばれます
さっぱりした味わいが特徴で、昔から江戸の人々にも人気がありました
江戸時代には
「女房を質に入れても初ガツオ」
という言葉があるほど、初ガツオは人気だったそうです
「カツオのたたき」が好きな方も多いんじゃないでしょうか
カツオのたたきは、高知県の名物料理として特に有名です。カツオの表面を強い火でさっとあぶり、中は生のままにして切り分けます
そこにネギ・しょうが・にんにくなどの薬味をのせて、ポン酢やしょうゆで食べます
「他に春が旬の魚って何がありますか?」
春が旬の魚(一般的なもの)
- サワラ(漢字で「鰆」=春の魚)
- 真鯛(春は「桜鯛」と呼ばれる)
- メバル
- シラス
- ニシン(「春告魚」と呼ばれる)
🌸第4問
問題:春になると田んぼの神様がやって来て腰をかけるといわれる木は?
A:松
B:桜
正解: B(桜)
昔の日本では、春になると田んぼの神様が山から里へ降りてきて、稲作を見守ってくれると信じられていました
その神様が一時的に腰をかける場所と考えられていたのが「桜の木」です🌸
そのため昔の人たちは、桜が咲くのを見て
「田の神様が来た=田植えの準備の時期だ」
と考えていました
つまり桜の開花は、農作業のはじまりの合図でもあったんです
桜が咲くと人々は木の下に集まって
- 田の神様をもてなす
- 食べ物やお酒を供える
- 豊作をお願いする
これが日本のお花見文化の原型だと言われています
🐝第5問
問題:春一番とは?
A:春先に吹く、強い風
B:毎年、春に売り出されるビールの商品名
正解: A(春先に吹く、強い風)
一言で言うと
「春の訪れを告げる、温かくて力強い南風」のことです
冬の間、日本を覆っていた冷たい空気を、南からの生暖かい強風が一気に吹き飛ばしてくれます
湿気を含んでおり、春の香りを運んでくる一方で、砂埃を舞い上げたり、洗濯物が飛ばされるほどの勢いがあります
この言葉が全国的に
「春を告げる明るいイメージ」
で広まったのは、
昭和51年のキャンディーズのヒット曲『春一番』がきっかけだと言われています
🍺ちなみに、キリン一番搾り に春限定パッケージはあるけど、商品名は「春一番」じゃない
🍒第6問
問題:3月は弥生、4月は?
A:卯月
B:睦月
正解: A(卯月)
4月は卯月(うづき)といいます
名前の由来にはいくつか説がありますが、最も有力なのは「卯(う)の花が咲く月」だからという説です
他にも、4月には季節を感じさせる美しい呼び名がたくさんあります。
- 花残月(はなのこりづき): 桜の花がまだ残っている月
- 鳥待月(とりまちづき): ほととぎすが鳴くのを待つ月
- 清和月(せいわづき): 空が晴れ渡り、空気が清らかな月
「じゃあ5月は昔の呼び名でなんて言う?」
▼【高齢者向け】和風月名一覧(わかりやすい言葉で解説)

🎏第7問
問題:5月5日は子どもの日、では5月4日は?
A:みどりの日
B:憲法記念日
正解: A(みどりの日)
5月4日は時代によって何度も扱いが変わりました
もともとは「平日 」→「国民の休日」→「みどりの日」
「みどりの日」のちょっとした歴史
昭和の時代:4月29日が「天皇誕生日」でした
昭和天皇が崩御され、平成天皇が即位されたことで
平成元年から:4月29日が「みどりの日」になりました
平成19年から:4月29日が「昭和の日」になり、5月4日が「みどりの日」として新しく制定されました
| 日付 | 昭和59年 (1984) |
昭和61年 (1986) |
平成元年 (1989) |
平成19年 (2007) |
|---|---|---|---|---|
| 4/29 | 天皇誕生日 | 天皇誕生日 | みどりの日 | 昭和の日 |
| 5/3 | 憲法記念日 | 憲法記念日 | 憲法記念日 | 憲法記念日 |
| 5/4 | 平日 | 国民の休日 | 国民の休日 | みどりの日 |
| 5/5 | こどもの日 | こどもの日 | こどもの日 | こどもの日 |
※昭和61年から「国民の休日」として休みになり、平成19年から「みどりの日」という名称の祝日になりました。
「みどりの日」の由来
昭和天皇が植物に造詣が深く、自然をこよなく愛する方だったことに由来する
🎎第8問
問題:三寒四温とは?
A:寒い日が3日、暖かい日が4日続くこと
B:3月は寒い、4月は暖かい
正解: A(寒い日が3日、暖かい日が4日続くこと)
「三寒四温(さんかんしおん)」とは?
寒い日が3日ほど続いた後に
暖かい日が4日ほど続くという周期を交互に繰り返しながら
だんだんと春に近づいていく気候を表す言葉です
もともとは中国や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉でした
日本では特に2月後半~3月頃の春に近づいていく時期によく使われます
🐰第9問
問題:唱歌「春の小川」はどこの川?
A:東京都
B:岩手県
正解: 東京都
なんと、舞台は日本の今の若者文化の中心地、東京の渋谷です
今の渋谷の姿からは信じられないかもしれませんが、100年前のこの場所には、まるで別世界のような景色が広がっていました
当時の様子
この小川のモデル「河骨川(こうほねがわ)」は、底の砂利まで透き通って見えるほど清らかな川でした
朝露に濡れたスミレの紫や、田んぼを一面に埋め尽くすレンゲの淡いピンクが、春の光にキラキラと輝いていました
水車がのんびりと回り、川を覗き込めばメダカやエビが泳いでいたそうです
春風が吹けば花の香りが漂い、土手に座れば土のぬくもりが伝わってきました
当時は人々の暮らしのすぐそばにあり、洗濯をする音や子供たちの歓声が響く、まさに日本の原風景がそこにはありました
「レンゲの首飾りを作ったり、メダカを追いかけたりした思い出はありますか?」
また唱歌「春の小川」は、学校で習った時期によって歌詞が違います
「歌詞はどのように習いましたか?」
大正時代 👉 「春の小川はさらさら行くよ~🎵」
昭和17年〜 50年頃 👉「さらさら流る~🎵」(子供にわかりやすく改訂)
昭和50年頃~現在 👉 「さらさら行くよ~🎵」(元の形を大切にしようと復活)
「他に春の歌、何がありますかー?」
最後は連想クイズです!
お題に沿った言葉をなるべくたくさん考えてください!
🍀第10問
問題:「春」の付く言葉
解答例
1. 自然・季節(気象・暦)
- 立春:暦の上で春が始まる日
- 新春:新年や正月のめでたい挨拶
- 春分の日:昼と夜の長さがほぼ同じになる日
- 春一番:立春を過ぎて最初に吹く強い南風
- 春の嵐:春先に吹く激しい雨を伴う強風
- 春風:春に吹く穏やかで心地よい風
- 小春日和:11月~12月頃の春のように暖かい晴天、実は春そのものを指す言葉ではない
- 春うらら:空が晴れて太陽がのどかに照る様子
- 春爛漫:花が満開で春の魅力が溢れている様子
2. 食べ物・生き物・植物
- 春告魚:ニシンやメバルなど春を代表する魚
- 春告鳥:春の訪れを鳴き声で知らせるウグイス
- 春野菜:菜の花や筍など春に旬を迎える野菜
- 春キャベツ:葉が柔らかくて甘みが強い春のキャベツ
- 春菊:独特の香りと苦みがあるキク科の野菜
- 春巻:具材を皮で包んで揚げた中華料理
- 春雨:緑豆などの澱粉から作られる透明な麺
- 春の七草:1月7日に無病息災を願って食べる7種の草
3. 文化・行事・イベント
- 春休み:学年末から新年度にかけての長期休暇
- 春服:春の陽気に合わせた軽やかな装い
- 春祭り:五穀豊穣などを祈って春に行われる祭り
- 春場所:3月に大阪で開催される大相撲の本場所
- 春のセンバツ高校野球:3月に甲子園で行われる選抜大会
- ヤマザキ春のパン祭り:点数を集めて白いお皿をもらう恒例行事
- 全国春の交通安全運動:4月に行われる交通マナーの啓発活動
4. 人物・場所・歴史
- 春日八郎:昭和を代表する望郷歌謡の帝王
- 春風亭昇太:笑点の司会も務める人気落語家
- 春日局:江戸幕府3代将軍家光の乳母
- 春日井市:愛知県にあるサボテン栽培が有名な街
- 春日井製菓:「春日井の黒飴」や「花のくちづけ」「ミルクの国」などを製造するお菓子メーカー
- 春日部市:埼玉県にあるクレヨンしんちゃんの舞台
- 春日大社:奈良公園内にある朱色の社殿が美
しい神社
5. 言葉・表現
- 春の小川:のどかな風景を歌った有名な文部省唱歌
- 青春:夢や希望に満ちた若く活気ある時期
- 思春期:子供から大人へと心身が変化する時期
- 春眠暁を覚えず:春の夜は心地よく夜明けに気づかず寝過ごすこと
「今から20年ほど前に、ハルウララってお馬さんがいたの覚えてますか?」
今日は最後にハルウララのお話で終わりにしたいと思います
🏇社会現象になったハルウララ
ハルウララは高知競馬場に所属していた牝馬です
もともとはただの地方競馬の一競走馬に過ぎませんでしたが、平成15年頃から徐々に話題になり始めます
当時、日本は空前の不景気で閉塞感に包まれていました
そんな中、高知競馬場で一頭の牝馬が脚光を浴びます
彼女の名はハルウララ
競走馬として宿命づけられた「勝利」を掴むために、彼女は必死で走り続けます
何度も何度も挑み続けますが、先頭でゴールすることは一度もありませんでした
しかし、どれほど負けても、泥にまみれながら懸命にゴールを目指し続けるその姿はいつしかリストラや倒産に怯える当時の日本人の心に火をつけました
「勝てなくてもいい、走り続けることに意味がある」
「負け組の星・ハルウララ」を一目見ようと田舎の小さな競馬場に、競馬ファン以外の人も多く訪れるようになりました
平成16年には日本競馬界のレジェンド・武豊騎手が騎乗
地方のなんでもないレースに、トップジョッキーが乗るという異例の事態となり、全国からたくさんの人が押し寄せました
その数なんと、―1万人以上
結果は11頭中の10位
しかし、人々の熱狂の中、主役は彼女でした
それは本来、勝負の世界では消えていくはずの存在が、一国の社会現象を巻き起こした奇跡の物語でした
その後、平成18年に現役を引退
最終記録、113戦0勝
数字だけ見れば惨敗の記録です
しかし、彼女の蹄の音は、挫けそうになっていた多くの日本人たちに「明日もまた頑張ろう」と思わせる希望の響きとなったのです
彼女のその後
現在は千葉県の牧場で余生を過ごしています
2026年現在で30歳を迎えようとする高齢ですが、相変わらずのんびりと元気に暮らしているそうです
いかがでしたか?
実際にやってみると、9問目の春の歌のところで盛り上がりすぎて10問目まで辿り着けませんでした(笑)
利用者さんの反応によっては、10問目は無しにして、そこからカラオケ大会にしちゃうのもありですね
🌼まとめ
春は、花・食べ物・行事など話題が豊富で、高齢者レクにもぴったりの季節です。
当サイトのクイズは、ただ答えるだけではなく「思い出を語る」「会話を楽しむ」ことを大切にした内容になっています。
クイズの正解よりも
- 昔の春の思い出
- 好きな春の食べ物
- 好きな春の歌など
利用者さんの思い出話が広がることが一番の目的です。
会話が盛り上がったら、クイズは途中で終わっても大丈夫。
歌の話題から春の歌の合唱になったり、思い出話で笑い合ったりする時間こそ、レクリエーションの一番の魅力です。
ぜひ、春の楽しい時間づくりに役立ててみてください。
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