「あれ?今日は静かだな…」と思ったこと、ありませんか?
デイサービスのクイズレクで、思ったより反応が少ない、誰も答えてくれない。そんな瞬間、ありますよね。
私も以前は、シーンと静まり返ったフロアで、冷や汗をかきながら時計を見て、ヤバい…盛り上げなきゃと焦っていました。でも今は、それより大切にしていることがあります。
盛り上がらないのは、よくあること
利用者さんが静かなとき、それはレクリエーションが失敗しているわけではありません。あなたが悪いわけでもありません。
- 体調や疲労、体だけじゃなく脳の疲労
- なんとなく気分が乗らない
- 周りの利用者さんとの関係性
- もともとの性格、人見知り
- この場にまだ慣れていない
理由はさまざまです。だから私は、まず空気を柔らかくするような声かけを意識しています。
私が実際に使っている立て直しフレーズ
- 「あたまをやわらか~くしてぇ~」
- 「イメージ、イメージ~」
- 「答え変えるなら今やでー!」
- 「ええのっ!間違っても!」
- 「考えようとすることが大事なの!!」
- 「どんどんいきますよー!!」
正解を出してもらうことより、声を出してもらうことを一番に考えています。
正解した人のところまで走っていきます
正解が出たら、その方の前まで走って行って、

もう一回答え言って!おっきい声で!
そして、頭の上で大きく丸を作って

正解っ!!🙆
答えを間違えても

おしいっ!!

近いっ!!いい線いってる!!

違うっ!けどオモロイ!!
むしろ間違ったときの対応のほうが大事かもしれません。
わざとオーバーリアクションして利用者さんの恥ずかしさを代わってあげるくらいの気持ちで。
そうすることで、他の利用者さん達も、より参加しやすい空気になると思います。
正解発表のあとの声かけも大事なコミュニケーションだと思っています。
ただ答えを言うだけじゃなく、そこから話題を広げて、会話を楽しむことで、認知機能の向上にも役立ちますし、
その人の人となりが知れることで、さらに周りの方とのコミュニケーションが円滑になると思います。
クイズよりもそちらに時間を多くかけても全然いいと思います。
特に参加に消極的な方に対してはどんどん声かけをしていくべきだと思います。
子供の頃の思い出や好きな食べ物、行ってよかった旅行先など、誰でも一つは響く話題があるはずです。
全員に参加してもらうことを一番大切にしています
うちのデイサービスは、利用者さんが10~15人ほどで小規模なほうだと思います。
人数が少ないからできているという部分もあるかもしれませんが、私は一人も置いてけぼりにしないことをいつも一番大切にしているつもりです。
目の見えない方、耳の遠い方、認知症のある方。利用者さんの状態はさまざまです。
なので選ぶレクは自然とユニバーサルデザイン性の高いものになりがちです。
ホワイトボードをうまく活用すれば、耳の遠い方にも対応できるし、クイズなら声だけで参加できます。
そして、レクリエーション中は、全員の顔を確認しながら、ゆっくり進めるようにしています。特に、遠慮がちな方や参加に消極的な方には、こちらから重点的に声をかけるようにしています。
ただし無理に参加させるようなことはしません。その日はダメでも、毎回一生懸命やっている姿勢を見せていれば、いずれは参加してくれるようになると思います。
テンションは普段より2割増しくらいで
これは私のスタイルですが、声は元気よく、明るく、テンションは少し高め。普段より2割増しくらいが、デイサービスではちょうどいいと感じています。
静かな空気を無理に変えようとするのではなく、安心して参加できる雰囲気を作ることを意識しています。
正解より「参加できたら成功」
クイズレクは、正解を当てることが目的ではありません。声が出た、笑顔が出た、その場に参加できた。それだけで、そのレクリエーションは成功だと思っています。
いろいろなレクリエーション事例を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
他にはないオリジナルクイズレクを参考にしたい方は、こども俳句穴うめクイズの記事もぜひご覧ください。
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